我が子が頑張りすぎている時
どんな言葉をかけますか？
私の息子のうち一人は
２〜３年毎に転勤があり
入社してからずっと
愛知県から遠く離れて
勤務しています
そのため一年に２回か３回ペースで
帰省時や一緒に旅行したりして
濃い話をしています
関西の大学でしたので
18歳からはずっとそんな感じです
大学時代は体育会系で忙しく
帰省は年に一回だった年もあります
高速を飛ばし
たまに試合を見に行ったり
アパートに行って彼の様子を見ていました
今から思い返しても
ラクロス部のキャプテンだった彼は
自分の技術不足やチームワークで悩み
辛そうに見える時が多かったと思います
部屋の中は決して
整理整頓されているとは言えず
掃除もされていませんでした
うわぁ！凄いことになってるなと思いながらも
心に全く余裕がないことだけはわかり
私は何も言えませんでしたが、、、
混沌とした心の中が
そのまま映し出されているような
荒れ放題の部屋に住んでいました
四年生の春かな？
試合を観に行った時
マネージャーの女の子たちが
走り寄ってきて
涙を浮かべながら
息子について話してくれました
彼、凄く頑張っていて、、、
でもストレスとプレッシャーで
試合の前には吐いているんです、、、
今日もさっきまで吐いていました、、、
吐いてる！？
辛そう、苦しそうとは感じていたけど
まさかそこまで
自分で自分を追い詰めていたなんて、、
試合から帰ってきた後
ぽつりぽつりと話してくれました
その中には
自分が不甲斐ないせいで
チームが強くならない
あの時の判断を間違えたのかもしれない、、
自分の技術が最近上がっていなくて
上げなきゃいけないのに
自分の事だけに集中できない
かと言ってチームの事も悩みが多すぎる
どうしても全てを一人で抱え込んでしまい
周りに助けを求められない
周りが助けてくれようとしてるのも
わかっているけど自分だけで
何とかしようとしてしまう、、、
結果としてチームに迷惑をかけてる
俺のレベルで100人以上を束ねる
キャプテンは難しかったんだと思う、、、
能力不足を感じる、、、
もっと出来ると思っていたのに
俺は全然ダメな奴だ、、、と
自分を責める言葉が
果てしなくループしていました
彼は小学生の頃も
もちろん頑張っていましたが
集中してベストを尽くし始めたのは
中学生の頃からでした
中学、高校、大学と上がるにつれ
全力を尽くす人になっていきました
彼の中学や高校生の頃の
サッカーノートや日記は
何冊も細かい字でびっしり反省や気付きが
書き留められていて
見たときに驚愕しました
結論から言うと
彼は社会人になっても
変わらず全力を尽くす人です
組織の中には、ずば抜けて
能力が高い人たちがいて
ずっとその人たちに近づきたい
追いつきたいと頑張っています
社会人一年目から
ずっと全速力で走り続けていて
大学生の時のような
激しいストレスやプレッシャーに
晒されていますというか
自分で突っ込んでいっています
目の前の事に全力を尽くす
心を尽くすことはとても大切だと思います
世の中
ストレスやプレッシャーは悪のような
言い方をされることが増えましたが
ベストを尽くす上で起こる
ストレスやプレッシャーは人を成長させます
私もストレスやプレッシャーに
押しつぶされそうな時があるけど
乗り越えた時には成長を感じます
とは言え
母としては子どもには
出来るだけ毎日ハッピーでいてほしい
息子から昨年は途中でスタミナ切れして
パワーダウン、ペースダウンしたとか聞くと
そうそう、それでいいんだよ！
力抜いて楽しく仕事してねと安心します
人は坂道を休まず走り続けることは
できませんから
最近はどんな感じなのか
お正月にゆっくり聞きたいと思います
素晴らしい息子たち
親として未だに未熟者の私には
もったいないくらい
お正月の帰省が
楽しみで今から待ちきれません