大学入試に英語が重視される傾向が強くなってきた | きっこ英会話／きっこイングリッシュスクール

今、感じていること…

おはようございます！文法担当（守山吉根校）、Tamaeです。

センター試験が大学入学共通テストに変わることに伴い、大学入試に英語が重視される傾向が強くなってきました。私には大学２年の娘と高校３年の息子がいるのですが、情報収集が趣味の私は、大学入試に関してたくさん情報を集めています。

大学入試、出願すらできない？

愛知県の某国立大学では、2021年度入試より一般入試の全志願者に、ある一定レベル以上に相当する英語力を出願資格として求めるようになりました。すなわち、例えば理系学部に進学希望で、数学と理科は飛び抜けて出来るけれど英語がすごく苦手という人は、出願すら出来ないということになります。この大学の農学部に通っている娘は、「理系は英語で書かれたサイエンス論文を読まなければいけないので、英語が苦手だと大変だと思う。英語が苦手な人はこの時間が地獄のようだと言っている。」と話していました。

一般入試での大学進学をするとき、数学が苦手ならそれを避けて私立の文系学部に行くことは出来ます。しかし、英語の場合は理系・文系、国公立・私立に関わらず、避けることはまず出来ません。大学進学を考えているのであれば、英語は絶対に得意な方が有利です。（理系学部では、国語と社会の配点が低くなることはありますが、英語の配点が下がることはありません。）なので、英会話・文法レッスンで、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング４技能の基礎をしっかりと身につけてほしいと思います。

まずは中１の内容を理解すること

中学にも行ってないのに大学なんてまだまだ先のことだわ～と思われるかもしれません。しかし、英語は中１の初めからしっかりやっておいた方がいい教科No.1だと私は思っています。中１の内容がきちんと理解出来ていないのに、中２のテストで高得点を取ることは出来ません。英語が苦手という人の多くが、中１後半で英語嫌いになったというデータもあります。嫌いになるとなかなかやる気も出ず、もう英語は捨てようという人も出てきます。娘の友達の中には「国数理社―５、英語―２」という内申点をとっていた人もいました。本当にもったいないなぁと思います。中１の段階でつまずかないようにするために、比較的時間の余裕がある小学生のうちに、ちょっと頑張って中学での勉強を楽にしてください。入試に長文問題が増えた今、英単語の学習も、おろそかにすると点数にすぐ出ます。

単語＆熟語を覚えて得点UP！

でも、英語は単語を覚えると点数がすぐに上がるといういい教科でもあります。実際、何年か前に教えていた、英語がとても苦手な中学２年生に、定期テスト範囲の単語＆熟語をしっかり覚えさせたら、20点上がりました。英検を受けたことがある人は、単語を知っていればたくさんの問題が解けるということはわかっていると思います。後悔しないように、今からちょっと頑張って、英語を得意教科にしてほしいです。これからも一緒に頑張っていきましょう！