子どもの勉強をみてあげる効果

Hi,Eimyです。

先日、東京在住、中学生と小学生のお子さんを持っている40代のお父様と、東京のお受験や塾事情や、英語教育について話する機会がありました。お受験のため、学校の成績で順位を上げるために、塾に行かせていらっしゃるとのことで、お話からは、好成績をとられているお子様たちのご様子が伺えましたが、おっしゃっていたことが印象的でした。

「お受験のための塾に通っていても、親が子どもの勉強に興味を持って、関わっている家の子どもたちは、成績も良いが、親が塾に預けただけで、塾任せの家の子どもたちは、総じて、成績が上がらない子どもが多いです」

 

【子どもの勉強に興味を持とう】

まずはパパやママがたとえ、英語嫌いであっても、苦手意識があっても、お子様の英語レッスンに対して、興味を持っていただきたいと言うことです。

【エイミーは子どもの勉強をみなかった】

私が息子たちを育てていた時、( 現在25歳と22歳で社会人) 私は息子たちを塾に預けて、学校の勉強も塾の勉強も、ほとんどみてあげませんでした。
塾にお金を払っているんだし、学校の勉強は自分たちでやっていて、良くも悪くもないけど、まぁいいやと言う感じでした。
実際私は仕事でとても忙しくて、毎日の生活の中で勉強を見てあげられる、心の余裕がなく、また、勉強が苦手だったので、勉強を見てあげようという前向きな気持ちがなかったというのが、正直なところです。

【あなたは勉強を見てあげていますか?】

スクールのこどもたちのお話を聞いていると、パパやママがお子様の勉強を見てあげているケースは半分以下かな〜?と言う印象です。
実際にアンケートをとってるわけではないので定かではありませんが、どうも家で英語の宿題をやったり、今日の復習をやったり、リーディングの練習をしている様子が、半分ほどのお子様たちにみられないのです。
私の子育て中と同じように、パパもママも忙しいのか、もしくは塾任せなのかな〜?

【日本の塾文化のせい?】

外国人先生たちと効果的な学習方法についての、話をしていると、必ず言われるのが
「日本のお母さんたちって子どもの勉強を見てあげないの?」
「なぜ子どもたちは復習をして来ないの?」
「なぜ子供が宿題をしてきていないのに、お母さんは、やらせないの?」
「私は子どもの頃、お母さんに、すごく勉強見てもらったよ」
「僕も子どもの頃、お母さんが毎日、勉強のチェックしていたよ。」
「子どもに勉強を教えるから、仕事をセーブします。」
そうなんです。外国人の親御さんはよく子どもの勉強に関わります。それと比べると、日本のお母さんやお父さんたちは、忙し過ぎて、子どもの勉強を見てあげる時間が、昔から、ないような気がするのですね。
それと、外国とは違って、日本は塾の文化が発達しているので、お金を払って、塾に任せきりと言うパターンが多いような気がします。

【小学生は勉強法がまだわからない】

私は息子たちが、小学生、中学生の時は、当然のように塾に入れていましたが、高校生の時には、二人とも塾には行かず、(経済的なこともありますが)自分で勉強しました。塾へ行こうが行くまいが、高校生にもなれば、自分のことは自分で、自分の勉強は自分に合ったやり方を見いだしてやるのです。

でも、小学生のお子様は自分のことがまだわかりません。勉強の仕方も全然わからないです。その子に合った勉強法や、その子のペース、好き嫌い、得手不得手があるのに、親が助言もしないで、塾任せだけにしていれば、当然、子どもは非効率で、その子に合わない勉強法を長年続けることになります。

そして、小学生のうちは、子どもに色々な環境を与え、子どもが自分で好きなことを見つけることができるように、手助けすることが必要です。親御さんが英語が苦手でも、苦手な英語を一緒にやってみる姿勢をみせることは、お子様にとって、大きな励みや自信に繋がります。

【復習の効果】

復習をすることによって、今日学習したところが、定着していきます。復習をやらない場合は翌日にはほとんど忘れてしまいます。
記憶や理解があやふやで、ぼんやりしたまま、どんどん次へと進むことになります。
せっかく時間とお金、労力を使い、学習したのにも関わらず、ほとんど忘れてしまうなんて、もったいないです。
たくさんの子どもたちを見ていて、気が付くことは、できる子とできない子の違いは、復習しているかどうか、勉強量の違いがほとんどです。1週間に1度、英語のレッスンを受けたら、それを定着するまで家で復習することです。

【たった40秒、復習するだけ!】

こちらは、Daigoさんの、YouTubeですが、とても興味深い内容です。
結論から言うと、勉強した直後に、自分の頭の中で学んだことをまとめたり、人に話したりすると、長期記憶になりやすいという話です。
たった40秒で、得する話ですよね!
その他、6分間だけ見て復習するのも効果があるそうです。6分間なら、出来そうではないですか?
当スクールでは、覚えにくい単元などは、特に何度も何度も繰り返し、声に出して読んだり、書いたりして、短期記憶から長期記憶になるように、進めています。また、前回の復習からレッスンを始めて、定着の程度を確認しています。それを、お家で復習したら?覚えますよね。理解しますよね!

【ガミガミ怒るなら逆効果】

はっきり言って、親がガミガミ、毎日のように、勉強しなさいといったところで、こどもは自分から勉強しようと言う気持ちがない限りは、身を入れてやりません。
私は勉強しなさいとガミガミ言った事はありませんが、そのかわり塾に突っ込んで、自分は知らんぷり。子どもが遊びたいと言っても、塾にだけは強制的に突っ込んでいました。
でも本人に全くやる気がないので、成績は上がらず。ところが、高校受験や大学受験前、二人とも、自ら、やる気を出しました。そこからの勉強に対する姿勢は全然違いました。実力もぐんぐん伸びてきました。
ガミガミ怒ってばかりだと、子どもは怒られるので、勉強しているふりをするかもしれませんが、全く身になりません。怒る方も確実に疲弊して、親子関係もギクシャクしてしまいます。

【ではどうする?】

それだったら、例えば、今日は何を学んだの?ママ(パパ)に教えてくれる?と優しく聞いて、今日やってきたところを、子どもたちから教えてもらうとか、テキストを見ながら一緒に読むとかが、有意義な時間と労力の使い方ではないでしょうか?そうしたら、より定着する!理解する!
現実にたくさんの子どもたちを預かってみていると、親御さんが子どもの勉強を気に掛けていたり、見てあげているお家のお子様の理解度や定着率はそうでないお子様と比べて、高いです。

【親が興味を持つと、子どもも興味をもつ】

日本で最先端の脳画像研究を行っている脳医学者・瀧靖之(たき・やすゆき)先生にお聞きする「知的好奇心」を引き出す子育て。前回は、子どもが興味を持てそうなものを見つけ、5歳までにいろいろな実体験をさせることが脳の発達全体にとっても大切だと伺いました。今回は、実践編として、現在5歳の息子さんとの関わり方についてお話をお聞きしました。

はい。親子で一緒にやること、そして「親自身が楽しむこと」はとても重要だと思っています。子どもに何かをさせようと思ったときには、一方的に子どもに「やりなさい」と言うだけでは難しいですからね。子どもに何かをさせようと思ったら、まず親がやる。

本当にそこに尽きると思うんです。

脳医学者も実践!子どもの「知的好奇心」を伸ばす“たった1つの秘訣”より、抜粋↓↓↓↓↓↓

【基本的にお家は子どもの安全地帯】

子どもは学校で、一生懸命、頑張って、疲れて帰ってきます。安らげて優しく声をかけてくれる家族がいれば、家庭は安全地帯になります。安全地帯からは、いざと言う時には、子どもは大きくジャンプして、挑戦することができますよ。
自分自身の子育ての自戒も含めて、提案させていただきました。

【このブログを読んだママから】

確かに!
親がどうかかわるかで子供本人のモチベーションも変わるのでしょうね!

我が家の中3の受験生は担任が英語の担当にも関わらず、しかも、3年間変わっていないにも関わらず、何なら周りのお友達が認めるくらい仲がいいにも関わらず
「俺、英語は捨ててるんだよね!」
って。。。何やねん 😯
「アホかっ!5教科のうちの1教科なんだから捨てたらダメだろ!」
って親子のやり取りがあり、家計的に塾や習い事に行かせる余裕は全くないので、先日、本屋さんでいくつか英語の本をめくり、我が家の長男君でもわかりやすそうな「中学3年間の英語が10日でわかる本」というのを買ってきました!

すぐに、長男君と短文の虫食い問題をやり、出来たら褒める!を繰り返して、30分ほど一緒にやりました  🙂
ママの忙しさは承知しているので、1日1回1ページ(10問くらい)を繰り返しやることを約束しましたが、どこまで効果があるかは未知数です(笑)

Eimy:
そうなんですよ!
もし、ママが、息子さんに、そうなんだ〜、英語捨てたんだ〜で、終わりだったら、もしくは、塾へ突っ込んだだけだったら、息子さんは、もう諦めモード全開でしょうが、そこで、ママが関わって、一緒に頑張ろうのサインを送ったので、これから変わると思います!
がんばりましょう!
気に入ったらシェアしてね!

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください